X68000(実機)用のMPUアクセラレータ「PhantomX」が登場
令和の時代に実機のX68000を使っている方がこんなにたくさんおられたとは。
今年4月(たぶん)にX68000実機で使うためのMPUアクセラレータ「PhantomX」が登場しました。
作られたのはなんとあのX680x0エミュレータ「XM6 TypeG」開発でおなじみのGIMONS氏です。
『GIMONS DEVELOPER WORKS』
http://retropc.net/gimons/
上記Webサイト内の「PhantomX」ページ
『X68000 MPUアクセラレータ PhantomX』
http://retropc.net/gimons/phantomx/index.html
4月ごろにこのニュースを見たときはおったまげましたね。
そんなことができるのかと。
「無いものは作る」とか、昔流行った(?)言葉をちょっと思い出しました。
「PhantomX」の対応機種はX68000 ACE / EXPERT / PRO / SUPER / XVI となっています。
その他、詳しいことは上記の「PhantomX」のページを参照してください。
「PhantomX」の中身はRaspberryPiとMPUのソフトウェアエミュレータだそうです。
X68000実機の中におさまる大きさの物でここまで実現できるんですね。
私はWindowsパソコンで「XM6 TypeG」を使うことで満足しているので今後も実機を買いなおすことはないですが、実機派の方にとっては非常に嬉しいニュースなのではないでしょうか。
「PhantomX」はBOOTHで販売する形態をとっており、それ以外(ネットオークションなど)で手に入れてもソフトのアップデートなどのサポートが受けられませんので注意してください。
かなりの数が売れているみたいです。
またGIMONS氏と工場長のお二人で生産されている物であり、在庫は極めて希少となっています。
(大企業とかがやってるわけではないので当たり前ですが)
これを書いている時点では売り切れています、欲しい方は気長に待ちましょう。
「今日の芹沢リンク」
このコーナーでは私、NAS芹沢が気になったネット上の情報を1日1件、紹介します。
今日のリンクはこれ。
『x68000版沙羅曼蛇 (x68000+phant「omx(000モ-ド) )高画質版』
https://www.youtube.com/watch?v=hHC3nxXGm_8
実際に「PhantomX」をご自分の実機に搭載してX68000用の「沙羅曼蛇」を動かしている方のYouTube動画です。
ゲーム中まったく処理落ちしていない、すごいゾウ。
私は当時処理落ちがあったからX68000「沙羅曼蛇」を1周クリアできていたが、処理落ち無かったら多分クリアできなかっただろう。
「沙羅曼蛇」定価で買ったなあ7800円だったっけ(記憶があいまいだ)。
高校生には高い買い物だったが、グラディウスがあの出来だったので当然のごとく「沙羅曼蛇」も買ってたな。
X68000用ゲームのせいであまりにもお金無くて、当時好きだった同級生の女の子とバスで一緒に帰れることになった日に財布に70円しか入ってなくてその女の子にバス代をおごってもらったという悲しい歴史を思い出したよ(実話)。
この記事へのコメント